2024/4/4
1時間座り続けると死亡率2%上昇! 高血圧、肥満、癌や老けなど、様々なリスクが懸念される/最強脳のつくり方大全①
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『最強脳のつくり方大全』(ジェームズ・グッドウィン:著、森嶋マリ:翻訳/文藝春秋)第1回【全8回】
日々の「習慣」を変えれば「脳力」は伸ばせる! 脳トレは役に立たない。ビーガンの8割が疲れやすい理由。長時間座り続けると死亡率が上昇するなど…“自分史上最高の脳”になるために役立つ最新メソッドが詰まった決定版。本作は、運動、食事、睡眠、性欲、知力など…科学によって証明された「脳にとっていいこと」をすべて網羅できる一冊です。「習慣」を変えて「脳」も変えていく――。アメリカ大統領の健康アドバイザーも推薦する『最強脳のつくり方大全』をお楽しみください。座ってばかりの生活は、体への悪影響が大きく、悲惨な結果を招きかねない。
データモデリングによると、死亡率は着席時間1時間ごとに2%上がり、1日に8時間以上座っていると、8%上昇する。座ってばかりでほとんど動かない生活を長く続けると、心臓病、高血圧、糖尿病、肥満、がんなど、ほぼすべての慢性疾患のリスクが高まる。つまり、ここでも用量効果が見られ、座って過ごせば過ごすほど健康状態が悪くなる。それはさまざまな研究で裏づけられた避けようのない事実だ。年齢も関係がなく、5〜17歳の子供にも当てはまる。
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