2024/5/1
今年で誕生50周年! 幅広い世代に読み継がれた名シリーズの特別展覧会「ねずみくんのチョッキ展」開催
-
シリーズ累計490万部を超え、今もなお幅広い世代から愛される絵本『ねずみくんのチョッキ』。同シリーズが今年で誕生から50周年を迎えるということで、これを記念した特別展覧会「誕生50周年 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子 想像力のおくりもの」が開催される。
第1作『ねずみくんのチョッキ』は、1974年に作家のなかえよしを氏と、画家の故・上野紀子さん夫妻による共同作業で生まれた作品。赤いチョッキを着た小さな主人公・ねずみくんと、その仲間たちの日常が描かれており、毎回最後に用意されているクスッと笑えるオチが持ち味のひとつだ。
またシリーズの大きな特徴として挙げられるのが、鉛筆で描かれたモノクロの絵と大胆な余白、そして短い文章。「このシンプルな設計だからこそ、想像する余地が生まれる。子どもたちには自由に想像を広げてもらえたら」、となかえ氏は語る。
続きを読む