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2024/5/17
「辛くない韓国」を味わう。料理家・なかしましほさんが案内する、ソウルの人々に愛されるおいしい名店
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東京・国立の焼菓子店「foodmood」店主で、料理家としても活躍しているなかしましほさん。韓国の「食」に惹かれてたびたび韓国を訪れるようになり、韓国・ソウルの食堂やカフェ、市場などを紹介するガイド本「なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ」(KADOKAWA)を出版するに至りました。
できあがった本を取材先のお店の方に直接手渡すため、ソウルを旅してきたというなかしまさんに、本制作の裏側などについて伺いました。
チームの情熱と胃袋で乗り越えたソウル取材
――本文中ではお店の方の言葉が多く書かれていますね。なかしまさん自身がお話を聞かれたのでしょうか。
なかしましほさん(以下、なかしま):はい、事前に私が考えた質問をベースに、今回の本で編集、通訳、翻訳を担当していただいたomo!さん(後藤涼子さん、土田理奈さんによる編集ユニット)を交えてお話を聞きました。私もお店を営んでいますが、国は違えど、飲食店を続けるということは、材料、値段、スタッフのことなど、大切だと感じる点は一緒だと思っています。メニューについては味の説明はもちろんですが、その料理が生まれたきっかけや、同じ味を保つための工夫について、どのお店にも必ず聞きたいと思っていました。
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